大人にもおすすめです!虫歯予防効果のあるフッ素|徳島県鳴門市の歯医者 和田歯科医院|インプラント、予防歯科、インビザライン、矯正歯科

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大人にもおすすめです!虫歯予防効果のあるフッ素

こんにちは。和田歯科医院の吉田です。
本日は「フッ素」についてお話させていただきます。

みなさんが「フッ素」と聞いて思い浮かべることはなんでしょうか。子供の時に塗ってもらう、虫歯予防のためのもの。と思われる方が多いのではないでしょうか。もちろんお子様の虫歯予防に使用するのですが、大人の方の虫歯予防にもとても効果があります。


フッ素とは?

まず、フッ素とはどのような物でしょうか。私たちが普段食べている食品の中にも含まれています。例えばお茶やワカメなどの海藻、魚介類などです。案外、身近な食品にもフッ素は含まれているのです!「フッ素は飲み込んでも大丈夫なの?」という質問をよく患者様からいただきます。フッ素は、体重1kgあたりの中毒量は2mgなので、体重50kgの方が100mgのフッ素を一気に飲み込むことで中毒が生じます。症状としては悪心・嘔吐ですが、正しい量を使用していれば身体に大きな害が生じるわけではありません。


フッ素の主な効果

フッ素の主な効果としては3つあります。

1歯の再石灰化

1つ目は、歯を再石灰化させることです。口の中は常にph7の中性ですが、食べ物を食べることによって虫歯菌が動き出し、酸性に傾きます。すると、歯が溶かされ歯の表面からリン酸やカルシウムが溶け出してしまうのです。溶けた歯の表面は白っぽく見えます。溶けた歯にフッ素を塗ってあげることによって、再びリン酸とカルシウムが歯に取り込まれやすくなり、歯が修復されやすくなります。

2歯が強くなる

2つ目は歯が強くなります。フッ素でコーティングされた歯は、元々の歯質よりも強く丈夫な歯になります。

3抗菌作用

そして3つ目は、フッ素がもつ抗菌作用のおかげで磨き残しの細菌の活動を弱め、酸が作られるのを抑制することができます。定期的にフッ素を塗ることが虫歯になりにくい歯をつくり、予防できることがよくわかりますね!


推奨されるフッ素濃度

フッ素入りの歯磨き粉をよく見てみると、数字が書いています。これはフッ素の濃度を表しています。

フッ素濃度

フッ素濃度

歯磨き粉のフッ素濃度は1500ppm以下に定められていて、市販の歯磨き粉でも1450ppmという高いフッ素濃度が入った歯磨き粉が販売されています。フッ素濃度の上限を超えてしまわないように、少し少なめの1450ppmに設定されています。年齢に応じて使用できるフッ素濃度は変わるのですが、2023年1月より、推奨されるフッ素濃度と使用量が変更されました。

・歯が生えてから2歳までは、米粒程度(1~2mm)の歯磨き粉を歯ブラシにつけて磨きます。フッ素濃度は1000ppmまでです。
・3~5歳まではグリーンピース程度(5mm)の歯磨き粉、フッ素濃度1000ppmまでです。
・6歳~成人・高齢者は1.5cm〜2cmの歯磨き粉、フッ素濃度は1500ppmまでを使用できます。

小さなお子さんでも、1000ppmまでのフッ素が入った歯磨き粉を使用することができます! もも味やぶどう味、いちご味のフッ素が入った歯磨き粉も販売されているので、毎日違う味を選んでみたり楽しく使用することができますね!歯磨き後のうがいは1回程度にすると、口の中にフッ素が残り、より効果が発揮されます。


フッ素のうがい薬もあります

歯磨き粉以外にも自宅でできるフッ素のうがい薬があります。専用のボトルに水道水を入れ、フッ素の顆粒を溶かして洗口液を作ります。300mlの水に溶かすと、225~250ppmの濃度が低い洗口液が作れるので毎日使用することができます。30秒ぶくぶくうがいをすることで歯全体にフッ素が行き渡り、虫歯予防ができますが、うがいをした後は何も食べたり飲んだりはできないので、寝る直前に使用することをお勧めします!ほぼ無味無臭なので味付きが苦手なお子様にもお勧めしております。ぶくぶくうがいができないお子様には、歯ブラシにつけて歯の表面にコーティングすることで、しっかりと予防効果が期待できます。


歯科医院で定期検診ごとの塗布

歯科医院でもフッ素を塗ってもらうことができます。歯医者で使用するフッ素の濃度は9000ppmで、市販の歯磨き粉やうがい薬に比べるとかなり高いことがわかります。毎日の塗布は、濃度が高すぎるのでできませんが、1回のフッ素塗布の効果は約3ヶ月といわれているので、定期検診ごとの塗布で十分に効果が期待できます。虫歯のリスクが高い方は1ヶ月ごとに塗布するのをおすすめしています!フッ素を塗った後は、しっかりと歯に浸透させるため、30分の飲食はお控えいただいております。


虫歯のリスクを減らすために

虫歯のリスクを減らすためには、なるべく早めの段階から予防を行うことが大切です。歯が生えたての頃は歯質が弱く、虫歯になりやすい状態です。しかし、フッ素を多く取り込みやすいのでこの時期にフッ素塗布を行っておくと丈夫な歯になります。もちろんフッ素を塗ることも大切ですが、日頃の歯ブラシをしっかり行い、虫歯のリスクが少ないお口を目指しましょう!虫歯ができる前に、定期検診と一緒にフッ素塗布をして虫歯予防をしていきたいですね!ぜひ定期検診を受けに、和田歯科医院へお越しください!

歯科衛生士 吉田



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○第二・第四水曜日の午前は、東先生の診察日です。
徳島大学口腔内科学前教授。日本口腔外科学会指導医・認定医

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